Koyama-Kyugu
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弓選びからお手入れまで

弓をお選びになる時は、ご自分に合ったものを
納得するまで十分吟味する事が重要です。
特に竹弓は、天然素材を使っているため
一張りごとの微妙な違いや個性があり
その扱い方もー張りごとに異なります。

新弓は、射手自身の手で育て上げ、弓に命を吹き込んで下さい。先生、先輩の指導を受け、射手自身で竹弓の管理・調整の嗜みを持つようにして下さい。私共は弓を通してお客様とのコミュニケーションを大切にしたいと考えております。

はじめに

弓は武器である事を認識し、他人や自分の身体・財産に危害を及ばぬ様充分に御注意下さい。 弓は強い反発力を持っています。安易に扱うと思わぬ怪我や弓を折損させる事があります。初めて弓を扱う時は指導者の指示に従い、繰返し練習して下さい。

和弓は上長下短で細長く独特な形をしています。竹弓はもとより、グラス弓、カーボン弓も芯材は、天然素材の竹や木材を張り合わせているため大変デリケートな物です。射手が管理・調整を怠りますと、狂いが出たり、芯材や接着剤の劣化が進み破損の原因となりますので、下記を充分留意の上、末永くご使用ください。

ご使用前に(竹弓)

ご購入後、紙に弓の形を写し、形の基準を記録しておくと良いでしょう。その後の調整の基準として役立ちます。

新弓をおろした時

新弓は反発力が強く、弓が返りやすいので注意して下さい。 弓弭が低いと弦が返り、弓上部折損の原因となります。常時15cm位を保つ様に調整が必要です。

弦の張り方

弓を張る時はまず指導者の指示に従い、弓をねじらず真直ぐに押し引きの練習をして下さい。 握りの部分を持ち、真直ぐに押して弦輪をかけて下さい。 安易な気持ちで張ると、弓の反発力で怪我をしたり、弓の破損につながります。

弦の調整

上部弦輪は弭にピッタリ付くように作ります。 弦は関板の中心を通る様にして弦輪を調整して下さい。 中仕掛けはややきつ目になるように作り、筈こぼれが絶対ない様にして下さい。筈こぼれは空打と同様で、新弓の場合は弦が返り上部を折損させることがあります。

弓の慣らし方

使用の前後に乾いた柔らかい布でよく拭いてください。特に竹弓の場合はつやが出るだけでなく、笄(こうがい)予防にもなります。 弓にも準備運動が必要です。静かに5~6回程度肩入れをして、弓をならして下さい。巻藁で5~7分引きで数回矢を放ち、その後十分な会で10射ほど引き、弓弭の高さを調べ、弦輪を調整し、的前にお立ち下さい。 新弦に取り替えた際にも慣らしが必要です。巻藁矢は重いものを御使用下さい。

弦の交換

上部弦輪が磨り減り、弦輪が左右にすべりやすくなった弦は、新しい弦と交換して下さい。弓が返り、首折れの危険性があります。

普段のお手入れ

グラス弓・カーボン弓を火等であぶらないで下さい。 戸外と室内の温度差がある時、空調の利いた車での移動後は弓を常温に慣らしてから弦を張って下さい。 弓は真直ぐ立て掛けて保管して下さい。

御注意

弓に過度な捻りを加えないで下さい。 グラス・カーボンの表面、側木に傷を付けないように、大切に扱って下さい。 弓を削る等の改造をしないで下さい。改造後の弓は保証いたしません。 長時間使用しなかった弓は慣らしを充分に行ってから、使用して下さい。 何度も弓が返るような時は、お買上げ店にご相談下さい。 その他、御不明の点はお気軽にお尋ね下さい。

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STEP2 入門そして基本練習
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