Koyama-Kyugu
Mobile WEB

小笠原流礼法教室 体験記

物を持つかたち

神田出張所に場所が変わって何度か経ちますが、今回は和室が狭く感じるくらいの参加者人数になりました。 今までのおさらいを兼ねて、歩く練習を呼吸を合わせて続けます。中々自分の呼吸を意識しながら、歩みつつ背中も真っ直ぐに、なおかつ膝も曲げずというのは、難しいものです。無意識に、日頃はどんな歩き方をしているのやらといった所です。 その後何度か各人で、立つ座る膝を切って回る等の動作を練習しました。奥村先生は和室を回られ、それぞれ細かく分からない所を指導されてくださいました。

 

さて、人数も多いとの事で、お茶を出す練習をしました。 以前に練習した時は、空のお茶碗でやりましたが、今回は実際に水を入れての練習です。お茶卓を持つ手も中身が入っていると思うと途端に汗ばんで動きにくくなってくるものです。 食べ物を持つと言うことは、それに息がかかってはいけないので、自然持つ手も肩通りの高さになります。しかし最初からその姿勢ではぐらぐらして危ないので、持つ手の円相を少し楕円にして持つようにします。物を持ち上げる時はそうやって、楕円から円へと腕の形が少し変わっていき、これを目通りにするときには、やや縦長の楕円へと腕の形が変わるとの事です。 又、お出しするときには女性は右手を下に持ちますが、自分が頂くときには右手で茶碗を持ちます。ところが、少し混乱していたのですが、やはり冷静に考えて右手が利き手と考えると、持ちやすい手で支え、持ちやすい手で持つのは当然かもしれません。 あまり上座下座、女性の持ち方はどうのと神経質になるよりは、自然で合理的な動きはどうかと考えたほうがすんなり覚えられるかもしれませんね。

小笠原流礼法教室体験記
No.164 風呂敷の扱い
No.163 訪問時の作法
No.162 行き逢いの礼の作法
No.161 続・前通りの礼の作法
No.160 前通りの礼の作法
No.159 祝儀袋と不祝儀袋の折り方