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小笠原流礼法教室 体験記

扇の扱い

季節が暑くなるにつれて、扇子を持つ事も多くなりますねと言うことなので、今回は扇子の持ち方などの練習になりました。 奥山先生が、先代の奥様から聞かれたお話だそうですが、京都で扇子を購入しようと色々見ていたところ、とても気をつけて扱った動作だったので褒められたとの事でした。 扇の一番傷みやすい所はあおぐ紙の部分です。この部分はなるべく触らないようにとの事でした。差し出す側は要を下にして右手に持ち、扇面部分を左手に持ち替え、相手の右手に渡します。 扇子の開閉は、右手で要を持ち、扇面のすぐ下を左手の指でひとこまずつ押し出して開きます。全て開ききらずにひとこま残します。

 

閉める時は、右手が要を持ち、左手で扇面のすぐ下を持ち、人差し指と中指が扇の骨の階段を昇るような動きでひとつずつずらします。最後の親骨は右手を伏せて閉じます。 団扇は開く必要はないのですが、持ち方や渡し方は同じです。やはり痛みやすい扇面は触らずに扱います。 その後、どうやってあおげば良いのでしょうか?と先生に伺ったら、やはりそっと胸元から顔に向かって扇ぎましょうとのことでした。あまりバタバタでもおかしいし、他人まで風が行くような扇ぎ方は慎みます。 自分から人に風を扇いであげる時は、そっと扇ぎましょうとの事でした。

小笠原流礼法教室体験記
No.152 畳紙の扱い方   
No.151 茶菓の出し方
No.150 続・送迎の礼
No.149 送迎の礼
No.148 風呂敷の扱い方
No.147 続・訪問先での作法