Koyama-Kyugu
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小笠原流礼法教室 体験記

お茶の飲み方・勧め方

昨年末より始まった小笠原礼法教室に行ってきました。 夕方6時半より、人数は生徒10人前後で本日の練習が始まりました。 前回参加していなかった私は、早速足袋に履き替え、皆さんと横一列に並び歩き方の復習を御一緒させて頂きました。久々の擦り足が、膝が曲がってしまい最後まで治りませんでした。練習が必要です。

歩き方から始め、まず練習開始の挨拶。挨拶も五種類あるとの事で初めて聞くことばかりです。そして座り方、これは弓道で行われる所作と男性は同じですが、女性の場合は下座の足を半歩前に出して座るとのことで、着物を着た場合に裾が乱れないようにとの事でした。その後、立ち方と回り方、膝行と膝退とを教わりました。 初めて教室に参加される60代の方が私の他に一人おられて「膝に来る」と嘆かれていましたが、私も畳の教室を何度が往復する頃には、明日は筋肉痛かも・・と心中考えていました。

今回のメインはお盆に乗った蓋付のお茶を出すのと、そのお茶を飲むという事でした。腕を円相で保ち肩の高さで持つ動作は、自分の息が飲み物や食べ物にかからないようにとの事です。ちなみに目の高さに持つ時は神様への捧げ物などだそうです。ある程度まで進み、そこから膝行する事も差し出す相手との距離感を考えて、手が届きやすい場所だけど相手に圧迫感を与えない位置が良いようです。大柄な参加者の方は少しだけ遠い位置で、と先生は仰ってました。

お茶の飲み方は、滴がこぼれない様に蓋を取り、蓋を膝の上に置いてから茶碗の横に置きます。体を曲げないように姿勢を崩さないようにお茶を頂きます。茶菓の頂き方も、下座の膝横で懐紙の上で菓子を切り、懐紙ごと手元に持ち上げてから頂きます。 細かいことは色々あるのですが、普段何気なくするお茶を飲む動作が改めて新鮮に映りました。畳のない生活だと気がつかない動作が多く、部屋のどちらが上座か下座かを通常意識しないのが最も大きな違いかもしれません。しかしこういった動作は繰り返す事で、自分の体に馴染んでいくものなので、普段の生活の動作に気を付けるよう心がけたいと思いました。

小笠原流礼法教室体験記
No.153 着物の畳み方
No.152 畳紙の扱い方   
No.151 茶菓の出し方
No.150 続・送迎の礼
No.149 送迎の礼
No.148 風呂敷の扱い方